■素数等比級数とベキ乗数(その3)
平方数と立方数を、大きさの順に書けば
4,8,9,6,25,27,36,36,49,64,81,100,・・・
一方、素数pについて、p^3の約数の和1+p+p^2+p^3が平方数q^2となるものを探せば
1+7+7^2+7^3=20^2
が唯一のものである
p^4の約数の和1+p+p^2+p^3+p^4
が平方数q^2となるものを探せば
1+3+3^2+3^3+3^4=11^2
p=3はそのようになる唯一の素数である。
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x≧4,y≧2,
p,qを奇数素数とする
1+p+p^2+・・・+p^x=q^y
となるのはこれ以外にあるだろうか?
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pを素数とする
(p^r-1)/(p^d-1)という形で2通り以上で表せる素数は
31=(2^5-1)/(2-1)=(5^3-1)/(5-1)だけであろうか?
素数という条件を除けば
8191=(2^13-1)/(2-1)=(90^3-1)/(90-1)も答えになることがわかっている。
自明な表し方には
7=(2^3-1)/(2-1)=((-3)^3-1)/(-3-1)というのがあるが、・・・
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pnをn番目の素数とする。n=1-m
Π(pn+1)/(pn-1)は、m=1,2,3,4,8に対してそれぞれ整数になる。
ワグスタッフは
Π(pn^2+1)/(pn^2-1)=5/2をリーマンゼータ関数についての性質を用いずに、初等的に証明することを問題にしている
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