■カニンガムの鎖(その3)

xが素数であることを証明するための一般的な方法として、x-1を素因数分解していくことが考えられる。もし、x-1=2yで、yがまた素数であるならば問題の規模は因数2だけしかならない。xが素数で,2x+1がまた素数となる数xをソフィー・ジェルマン素数という.ソフィー・ジェルマン素数からなるカニンガムの鎖を観察することは興味深いことである。

x+1の素因数分解もまたxが素数であることの証明に使われる。2x-1がまた素数となる鎖を観察することも興味深いことである。

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